バウは左右が繋がった一体型で作ります。
WOODYヨットのコクピットパルピットは一般の高さ60cmより10cm高く作られています。
これはコクピットの座席が2段になっていて、コーミングの高い位置に座ると、低いパルピットになり、本来の目的である転落防護柵の意味を失うからです。
このパルピットが低く非常に危険な艇もかなり見かけますが、高すぎても扱いにくくなりますが、安全第一を考えるなら必然的にこの高さになるのです。
艇の安全は船体強度だけではなく、乗り心地、急激なヒールのしない事が大切です。
小さな事のように思われますが、どんな荒天時でも艇から振り落とせられない事はとても大切です。
安全第1 これがWOODYヨットの製作基本です。
今回の艇から取り付け足の部分を別部品として作りました。
この方が角度が正確に合わせられ、むりやり曲げたりひねったりすることなく取り付けられるからです。