ペラルックの後ろにあるスタンチューブが、今回の船内機仕様艇のラダー軸に成ります。
リフティングバラストケースの前に作ったのが、バラストルックでバラストの上下でロープや藻などが絡んだときに、この穴から撤去出来る安心装備です。
GPSには魚群探知機が付いています。 その漁探のセンサーがこのインナーに納められます。
漁探の振動子は木材を振動させることは出来ないため、一旦船体に穴を開けて、エポキシでハルを形成させます。
木材が振動を伝えることが出来ない事は、船体の音や振動を伝えないため、静かな剛性にとんだハルを形成しているのですが、逆に振動を伝えることは不可能なため、開発した新しい工法なのです。
今までは大きな径の振動子を直接船外にスルハルとして取り付けていましたが、常に新しい技術を開発していくのが足立ヨット造船の姿勢です。
木材と言う何千年も使われてきた材料を、より最新の技術で、最新のヨットやボートを作るのです。
ペラルックやラダーポストなどの取り付けは船内に何重ものエポキシで接着し、船外も2重のダイニールでしっかりと強度を保持します。
セールドライブの出口です。 ダイニール加工後エポキシパテで成形します。
リフティングバラスト出口とバラストルックです。