NEW WOODY MARVEL 67 モーターセーラー
2007.9.1 更新
下段の縦壁にダイニール加工を終え、上部のアクリル窓の製作です。
他のヨットと違い制作方法が異なります。
アクリルを直接ビスで止めるのではなく、チーク板で挟み込む方式で作ります。
この方式で止めると、止水が完全で、アクリルに割れやヒビが入りません。
WOODYヨットは全ての建造方法は長期間を考慮して作られます。
すでに6mmのアクリル板をはめ込んでいますが、かなり余裕をもってはめ込んでいます。
アクリル板は予想以上に気温により収縮が有ります。
ビスだけで止める工法に比べ、3倍以上の費用が掛かりますし、厚みも厚くなってしまいますが、これがWOODYヨットの基本的な考え方です。
部材と部材の接着面はエポキシですので、そのままだと紫外線劣化を起こしますが、今回はニスによる保護ではなく、窓にカバーを掛けることで劣化を防ぎます。
船内と船外からシリコーンで止めるのですが、早くこの保護紙が外せるのが楽しみです。
明日にもコーキング処理をしたいものです。