NEW WOODY MARVEL 67 モーターセーラー
2007.8.21 更新
第2チャインまでのダイニール加工とフレームが完了したら、残りの部分は全てエポキシ塗装を行います。
粘性はほとんど無く、エバデュアにさらにエポキシシンナーを50%、30%、10%で希釈し最期にシンナー無しで塗布します。
マリングレードにもマホガニーノフレームにも浸透し、エポキシの塗幕を形成します。
これで全く腐らない艇の完成です。
木が腐るのは湿気によるバクテリアの発生です。 WOODYヨットはすべてエポキシデコーティングされるので、腐りという言葉は過去の物になりました。
塗装の場合は塗幕が剥離し、表面に幕を作ってしまうためその間に湿気や水が侵入し腐ります。 過去の木造艇はその為目には見えない腐りを経験することになりましたが、WOODYヨットはエポキシ接着剤やエポキシ含浸材を塗布しますので、全く腐ることがないのです。
気のよい部分を100%生かし、ただ一つの弱点である腐りを防ぐことが出来たら、FRPより遙かに良い材なのです。
今回の艇は船内仕様のセールドライブ艇ですので、ドライブの出ていく部分を補強します。